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恋の行方を探してください【完結】
第40章 【四十話】これはご褒美です

ぐちゅぐちゅ、と美哉のナカをかき回す優しい指先に、美哉はもっと欲しいという欲望が芽生えてきた。
「勝千代……っ」
「ん?」
「ね、早く来て」
「もうちょっと……かな」
「ゃぁ、勝千代、が、ほし、い、のぉ」
「もっと気持ち良くなって欲しいんだけど、美哉さんがそういうのなら」
勝千代の指が抜けて、それから剛直にコンドームがかぶせられ、美哉のナカへ埋め込まれていく。
「奥まで……挿入ったよ」
勝千代の声に、美哉は目を開けた。そこで初めて美哉は、自分が目を閉じていたことに気がついた。
目の前には、優しい笑みを浮かべた勝千代。
「ん、勝千代、好き」
「美哉さん……」
「結婚しても、御庭番、辞めないでね?」
「辞めないよ。それより、結婚しても、こうしてご褒美はくれるの?」
「勝千代が、ほしい、なら」
美哉のその言葉に満足したのか、勝千代は美哉が見とれるような麗しい笑みを浮かべていた。
それを見て、やっぱり、勝千代のことが好きだ、と思うのと同時に、その好きの種類は、御庭番に対する愛情だと気がついた。
そう思うと、美哉は、今まで以上に勝千代のことが愛おしくなって、キュッと勝千代の身体に抱きついた。
「勝千代、好き」
「ん、美哉さんのこと、大好きだよ」
「その大好きは、婚約者さんに上げて」
「……でもおれが好きなのは、美哉さんだよ」
「駄目。勝千代、婚約者さんと仲良くしないと、ご褒美あげられないんだよ?」
「……え?」
「勝千代は、私の大切な御庭番。だから、勝千代にも幸せになってもらわないと、困るの」
「美哉さん……」
「大好きは、婚約者さんにあげて。私へは勝千代の好きで充分だから」
「……うん、分かった。美哉さんは、本当におれたちのことをよく考えてくれているよ。それがすごく嬉しい」
「当たり前でしょう、私の御庭番なんだもん」
「勝千代……っ」
「ん?」
「ね、早く来て」
「もうちょっと……かな」
「ゃぁ、勝千代、が、ほし、い、のぉ」
「もっと気持ち良くなって欲しいんだけど、美哉さんがそういうのなら」
勝千代の指が抜けて、それから剛直にコンドームがかぶせられ、美哉のナカへ埋め込まれていく。
「奥まで……挿入ったよ」
勝千代の声に、美哉は目を開けた。そこで初めて美哉は、自分が目を閉じていたことに気がついた。
目の前には、優しい笑みを浮かべた勝千代。
「ん、勝千代、好き」
「美哉さん……」
「結婚しても、御庭番、辞めないでね?」
「辞めないよ。それより、結婚しても、こうしてご褒美はくれるの?」
「勝千代が、ほしい、なら」
美哉のその言葉に満足したのか、勝千代は美哉が見とれるような麗しい笑みを浮かべていた。
それを見て、やっぱり、勝千代のことが好きだ、と思うのと同時に、その好きの種類は、御庭番に対する愛情だと気がついた。
そう思うと、美哉は、今まで以上に勝千代のことが愛おしくなって、キュッと勝千代の身体に抱きついた。
「勝千代、好き」
「ん、美哉さんのこと、大好きだよ」
「その大好きは、婚約者さんに上げて」
「……でもおれが好きなのは、美哉さんだよ」
「駄目。勝千代、婚約者さんと仲良くしないと、ご褒美あげられないんだよ?」
「……え?」
「勝千代は、私の大切な御庭番。だから、勝千代にも幸せになってもらわないと、困るの」
「美哉さん……」
「大好きは、婚約者さんにあげて。私へは勝千代の好きで充分だから」
「……うん、分かった。美哉さんは、本当におれたちのことをよく考えてくれているよ。それがすごく嬉しい」
「当たり前でしょう、私の御庭番なんだもん」

