この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
恋は盲目
第1章 私の片想い
「家まで送るよ。」
慶太が自転車を取りに行く。
「いい、混乱してるからちょっと1人になりたい。」
慶太から顔を背ける。
「ははっ!正直だなー。ま、俺的には嬉しいけど。いっぱい悩んで俺の所に来いよ!じゃ、心配だから家着いたらメールくれよな。」
自転車にまたがって颯爽と帰っていった。
ゲコゲコとカエルの大合唱がうるさい。
はぁ、疲れた。
慶太があんな奴だったなんて。
ブランコの柵に腰掛けて空を見上げる。
星がキラキラして綺麗だ。
星を見ていたら何となく頭が空っぽになっていって気持ちが良い。
とその時流れ星がシュッと流れた。