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恋は盲目
第3章 宵花火


朝目覚めると昨夜のことは自分の妄想か夢かと思えていまいちピンとこない。


あんなに憧れていたキスをまさか自分が体験するなんて・・・・。

しかも大好きな総司君と・・・・・

ぼーっと昨夜の出来事を脳内リプレイする。

総司君の顔が近づいてきた時点で現実に戻ってジタバタしてしまう。

もう完全に総司君に溺れてる。

鼻血でも出そうな勢いだ。



と、そこで慶太からメールが来た。

ドキっとした。



『夕方会いたい』




・・・胸がざわつく。



総司君とのこと言わなきゃ・・・・。
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