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天使さまっ!
第14章 続編 天国へと続く恋
「僕だって、恐いんですからね」
いつ誰がヤンデレになって何をするやら。わかったものではありません。いえ、案外エリン先生ならすべて見抜いているから、事前に止めることもできるでしょうし、私に万一何かあっても私の命は救えるでしょう。で、あっても。そんなエリン先生でさえ、『もしも』を予想することは恐ろしいのだといいます。
「しかこさんがいなくなったら僕は僕じゃなくなりますよ」
「そん、な」
先生の手が私の身体をゆっくり撫でていき、魔法をかけらみたいな私は呼吸さえも上手く出来ず小さく震えるだけ。
「今日一番のストレスでした。ちゃんとケアしてください」
「……は、い。ごめんなさい……」
ダメ出しまでもが悩殺的です。ここが玄関だとか、そんなことはすっかり意識から消えて、ただエリン先生には絶対服従な私しかいません。これはもうお仕置きされてしまいます。全力で甘えてくるエリン先生を受け止めるというお仕置きが。
駄目です、身体が勝手に期待して興奮しちゃいます。
「しかこさん、顔がえっちですよ」
「っ、……だって」
意地悪返しですね。うぅ、今日は焦らしプレイの放置プレイで何もしてくれないかも。ションボリ。