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天使さまっ!
第18章 余談:恋の病と白衣の天使
「今日は脱がさないことに意義があるのです」
エロナース服にご満悦のエリン先生は、縛られたまま寝転がる私にニッコリ笑いました。
「しかこさんの声を聞いてたら、あんまり可愛いので」
「あぅ」
ゆっくり覆い被さって来たエリン先生の体が当たって、ドキドキする私は不意に違和感を覚えました。
「エリン先生……?」
「ちょっとあっち向いてて」
「え?どおして?」
私の首筋にキスしながら、エリン先生が熱を帯びた声で内緒話をして、びっくりしすぎた私は思わず叫びました。
「え?うそっ?!だって、先生」
私のお喋りを封じるみたいに唇を塞いで、舌が腰が執拗に動いて、時々もれるエリン先生の喘ぎ声をはじめて聞いた気がした。
……ていうか、男の子って不思議です。精通してなくても、元気になったりしちゃうんですか?でも私の太ももに押し付けられたエリン先生のそれは熱くって、確かに存在を主張してました。つまりアレですよね、あれ?その、あの……射精は出来ないうちでも勃起はするのでしょうか?人体なぞ!
『イキ顔見られるとか恥ずかしい』なんて、自分だけズルいです。私なんかとっくに見られたのです。私もレアな先生を見てみたいです。けど、エリン先生のキスがあんまりエッチで。
溺れてしまいます。