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天使さまっ!
第18章 余談:恋の病と白衣の天使
例えるならば、私の手の中に生まれたばかりの小さな命、ヒヨコがいるの!みたいな?
私が一人で感動してると、エリン先生はもう口数も少なく、微かに息が止まりがちでした。
「……もしかして、先生、これ、気持ちいいです?」
「だって。しかこさん。」
何て言いたかったか不明ですが、先生の顔は色っぽくて、私は自然に撫でるように手を動かしてました。そろりそろりと触るだけの動きで、どうしたらもっと気持ちがいいのかわからないですが、全体を包むように撫でているとますます大きくなった気がします。
「先生の。なんかふわふわ。気持ちいい」
コドモのだから幾分かやわらかなんでしょうかね、と私は解釈してたんですが。後日聞いたところによると東洋男性より西洋男性のほうがソフトなんだそうです。人種の違いって細部にまで及ぶのですね。