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少女、アナ
第1章  
と言うと、かけ布団を払いのけ、私の浴衣の帯をほどき、私の脚の間に入り、私の股間顔を寄せた。
私のパンツの向こうに彼女の顔があった。
彼女が私のパンツに手を掛ける。
引き下げる。
私の陰茎が現れた。
それは根元から先まで太くなり、その黒ずんだ醜い裏側を天井に向けていた。
それは自分でも驚くものだった。
こんなに勃起をするのはいつ以来か……。
彼女がその太くなった裏筋に舌を当てた。
私に向かって舐め上げる。
小さな口から小さな舌が出て、私の年老いた醜い陰茎を舐めている。
舐めながら、大きな瞳が私を見つめている。
現実味がなかった。
初めて来た土地、違う匂いの空気、見知らぬ部屋で今日会ったばかりの少女が、私の勃起した股間を舐めている。
現実味がない。
現実味がない分、現実的な判断が出来なかった。
しかし、与えられる感触に、身体が反応しているのは確かだった。
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