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第1章 　

尿道に強烈な痛みが走る。
しかし、そのあと続けざまに起こった噴出に、頭が真っ白になるほどの快感を覚えた。
「くううぅっ！」
私の内部に溜まった太い塊が、先端の小さな穴から無理に飛び出そうとしている。
そのたびに陰茎がえずく。
えずきながら吐き出す。
何度も、えずき、吐き出す。
そのたびに痛みと快感が襲う。
彼女が私にしがみつきながら、身体をがくがく震わす。
「アアッ……パパ……パパ……」
えずく間隔が長くなる。
吐き出される塊が小さくなる。
痛みと快感が薄れてくる。
徐々に私の中を貫く熱く太かった棒が、冷め、細くなっていく。
身体を貫く芯がなくなった。
えずきが止まる。
私の中のわだかまりが消えてなくなった。
脳天が空っぽになった。
私は、彼女の上に崩れ落ちた。
それから、朝までの記憶がなかった。