この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
少女、アナ
第1章
部屋に入り、少女は自らユニットバスに入り、シャワーを浴び、私の前にタオルを肩から掛けただけの姿で現れた。
ほとんどふくらみの無い胸、黒っぽい小さな乳首、平らな腹、そして体毛のない股間。
股間には、女である証しとしてはあまりにも幼い縦の溝が見えた。
そこから目を逸らしながら近づく。
「ノー、ノー、ユー・マスト・ウエアー・オン……」
私の口からたどたどしい英語しか出てこなかった。
ユニットバスに入り備え付けの浴衣を取ってくると、少女に広げて差し出した。
少女は不思議そうに私を見つめる。
この“客”は何をしようとしているのだろう?
そう思っているに違いない。
君はこんなことをしてはいけない……。
そう告げたかったが、単語が思い浮かばなかった。
教師である自分に苦笑する。
そして私の口から出た言葉は
「それを着なさい。そして今日はここで何もしないで眠りなさい……」
という日本語だった。
そして耳のそばで手のひらを合わせ、首を横に傾け“眠る”という意味のゼスチャーをして見せた。
腕時計を見る。
九時を少し過ぎていた。
ほとんどふくらみの無い胸、黒っぽい小さな乳首、平らな腹、そして体毛のない股間。
股間には、女である証しとしてはあまりにも幼い縦の溝が見えた。
そこから目を逸らしながら近づく。
「ノー、ノー、ユー・マスト・ウエアー・オン……」
私の口からたどたどしい英語しか出てこなかった。
ユニットバスに入り備え付けの浴衣を取ってくると、少女に広げて差し出した。
少女は不思議そうに私を見つめる。
この“客”は何をしようとしているのだろう?
そう思っているに違いない。
君はこんなことをしてはいけない……。
そう告げたかったが、単語が思い浮かばなかった。
教師である自分に苦笑する。
そして私の口から出た言葉は
「それを着なさい。そして今日はここで何もしないで眠りなさい……」
という日本語だった。
そして耳のそばで手のひらを合わせ、首を横に傾け“眠る”という意味のゼスチャーをして見せた。
腕時計を見る。
九時を少し過ぎていた。