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山猫と狼
第15章 女王様のご乱心
散々クロードを殴ったり蹴ったりした後、壁に掛かっていた鞭を手に取り、思い切り勢いをつけて彼の肌に打ちつけた。


「ぎゃああああああああああ!」


バチーンと小気味いい音と共に、クロードの悲鳴が上がった。


「情けなく泣いているのがお前に似合っているよ、狼さんよお?」


ビュンビュン唸らせながら、ロイは何度も何度もクロードを鞭打つ。


「ああああああっ!」


クロードの肌には、赤い蚯蚓腫れが浮き上がってゆく。


ロイは夢中で鞭を振るっているうちに、かつてない興奮がむくむくと湧き上がってくることに気が付いた。


泣き叫ぶクロードを見ていると、あそこがどんどん湿り気を帯びてゆく。


ふとクロードの股間を見ると、萎びるどころか最大級のサイズに膨張していた。


「お前、何鞭打たれてちんぽ大きくしてるんだよ。ド変態が!」


ロイは足でペニスと睾丸をぎゅっと踏みつけた。


「ぐわああああああああ!痛いっ、痛い、痛いです・・・!」


阿鼻叫喚を上げて身悶えているクロードを見ていると、本来の目的も忘れ、ロイは、倒錯的な快楽の世界へと堕ちていった。

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