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山猫と狼
第10章 完全なる結婚
強い不安で慄くロイは息遣いが荒くなり、むき出しの乳房が乱れた呼吸と共に揺れている。


クロードは彼女の躍動的な胸の動きに強い興奮を覚え、たまらず乳房に吸い付いた。


ぶじゅぶじゅと大きく音を立てながら、クロードは交互にロイの美しい二つの花の蕾を蹂躙してゆく。


その下卑た音は、床の上に転がるスノートルの耳にも届く。


ロイは、眉根一つ動かさないよう全身の筋肉をこわばらせている。


彼女は微動だにしないが、口の中で乳首がむくむくと頭をもたげてきているのが感じられた。


フフフ、無理をしていても体は正直だな、お姫様・・・。


クロードはロイを乱れさせたくて、さらに舌の動きを速める。


乳首は高速で動く舌に圧倒され、さらに鋭さを増してゆく。


ロイの固く結んでいた唇が解かれ、僅かながらはあはあと息を漏らし始めている。


クロードは彼女の様子に内心にんまりした。


ちゅぷ、ちゅぷと唇で胸の突端を吸い上げたり、舌で乳首を押したり、軽く甘噛みをして彼女の反応を確かめる。


ロイはわなわな唇を震わせ、こみ上げそうになる快感を押しのけようと頑張っている。


いま彼女にできる精いっぱいの抵抗は、快楽の奔流に飲み込まれぬよう踏ん張ることだけだった。


ああ、このお姫様は、本当は感じているに違いない!


きっと彼女の「花びら」は美味しい蜜でぐっしょり濡れそぼっていることだろう!


クロードは、早く彼女の花園を確かめたくてうずうずしていたが、逸る気持ちを抑えた。


まだだ。もっともっと、乳で感じさせてやろう!




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