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山猫と狼
第10章 完全なる結婚
「・・・・・!」
はらはらと白いレースの切れ端が落ち、栗色の毛に縁どられた桜色の子猫がとうとう姿を現した。
兵士たちは思わず身を乗り出し、目を皿のようにしてその部分をしっかり目に焼き付けようとしている。
「おや、ずいぶん濡れているようですね。まだ触ってもいないのに」
クロードは下着の切れ端を拾い、彼女の甘い蜜をそれで拭った。
「スノートル君。君にプレゼントだ。
愛しの姫君のラブジュースだよ」
クロードはスノートルの目前に布切れを落とした。
「君は、それで一人で楽しめばいいさ」
クロードは馬鹿にしきった口調で言う。
スノートルは奥歯を噛みしめ、ギッとクロードを睨みつけた。
その瞬間、見ないようにしていたロイの破廉恥な姿が目に飛び込んできてしまった。
ああ、なんということだろう!
敬愛する女性の秘められた部分が、惜しげもなく広げられているではないか!
敬虔な信仰者でもある童貞のスノートルは、この瞬間初めて女性の性器をはっきり目にしたのだった。
彼は驚きのあまり、そのまま2秒間凝視してしまった。
ふと我に返ったスノートルは、急いで目をそらした。
はらはらと白いレースの切れ端が落ち、栗色の毛に縁どられた桜色の子猫がとうとう姿を現した。
兵士たちは思わず身を乗り出し、目を皿のようにしてその部分をしっかり目に焼き付けようとしている。
「おや、ずいぶん濡れているようですね。まだ触ってもいないのに」
クロードは下着の切れ端を拾い、彼女の甘い蜜をそれで拭った。
「スノートル君。君にプレゼントだ。
愛しの姫君のラブジュースだよ」
クロードはスノートルの目前に布切れを落とした。
「君は、それで一人で楽しめばいいさ」
クロードは馬鹿にしきった口調で言う。
スノートルは奥歯を噛みしめ、ギッとクロードを睨みつけた。
その瞬間、見ないようにしていたロイの破廉恥な姿が目に飛び込んできてしまった。
ああ、なんということだろう!
敬愛する女性の秘められた部分が、惜しげもなく広げられているではないか!
敬虔な信仰者でもある童貞のスノートルは、この瞬間初めて女性の性器をはっきり目にしたのだった。
彼は驚きのあまり、そのまま2秒間凝視してしまった。
ふと我に返ったスノートルは、急いで目をそらした。