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山猫と狼
第10章 完全なる結婚
当てが外れたロイは、男の真意がわからず思わず何度も瞬きをした。
「今日は婚礼の儀ですから、完全なる結婚を目指さなければなりません。
私の言っていることがおわかりになりますか、ロイ殿下」
「わからんが、どうせろくでもない企みがあるのだろう」
「ふふふ、さすがは深窓のお姫様、穢れなきプリンセスですね。
いいですか、完全なる結婚とは、男女の営みのことです。つまりまぐわいです。
・・・男のブツを女性の中に突っ込み、スペルマを子宮にぶちまけて種づけすることです・・・こんな風にね・・・!」
そう言いながら、クロードはロイの濡れた肉襞の中にずぶりと中指を入れ、ぬぷぬぷと掻き混ぜた。
「・・・!何をする・・やめろ・・・」
処女のロイは、初めて自分のヴァギナに指を侵入させられたのだった。
牛や馬の交尾は見たことがあったが、まさか人間も獣と同じ行為をするなどゆめゆめ思わなかったので、少なからずショックを受けた。