この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ただ愛されたかっただけなのに
第22章 再びの蜜月⑥
アラームより少し早く目が覚めた。
彼も私の気配で目が覚めた。
「眠れた?」
毎日聞いてた気がする。
腕枕で疲れてないかな、私と一緒で眠れたのかな。
そんなことを考えてしまう。
「眠れたよ。でもまた寝る…」
二度寝をしようとする彼。
もう現実に戻らなきゃいけない。
次にいつ会えるんだろう。
彼に触れられる時間もあと少し。
どうしても、やっぱりどうしても彼に抱かれたい。
彼を感じたい。
「ね…お願い…抱いて?あなたが欲しいの…どうしても抱かれたいの…」
また暫く会えなくなる寂しさで切なくて悲しくて。
それでも彼は私を抱こうとしなかった。
「どうして?私に飽きた?嫌いになった?」
彼も私の気配で目が覚めた。
「眠れた?」
毎日聞いてた気がする。
腕枕で疲れてないかな、私と一緒で眠れたのかな。
そんなことを考えてしまう。
「眠れたよ。でもまた寝る…」
二度寝をしようとする彼。
もう現実に戻らなきゃいけない。
次にいつ会えるんだろう。
彼に触れられる時間もあと少し。
どうしても、やっぱりどうしても彼に抱かれたい。
彼を感じたい。
「ね…お願い…抱いて?あなたが欲しいの…どうしても抱かれたいの…」
また暫く会えなくなる寂しさで切なくて悲しくて。
それでも彼は私を抱こうとしなかった。
「どうして?私に飽きた?嫌いになった?」