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第32章 「その人」との出会い

そのまま私の体を支え、私を下に敷く。
彼が上から私を抱く。
愛しそうに。

キスをしながら私を突く。
その度に私がイク。

「ダメーーー、またイクからっ」

「いいよ、何度でもイケっ」

何度イッたかわからない。
気持ちよくて気持ちよくて。

キスされて彼のモノを受け入れて、体も心も愛されて。

「好き？
　ねぇ、私のこと好き？」

「好きだよ」

その言葉で安心してまたイク。

体がもう限界だった。

「お願い……もうダメ……もうイケない……お願いだから…終わって…イッて…」

「いいのか？」

「いいの…イッて…」

「ゴムしてないから外に出すぞ」

「いや、そのまま中に出して。」

「いいのか？」

「うん…中にちょうだい…」

「イクっ、イクぞっ」