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ただ愛されたかっただけなのに
第32章 「その人」との出会い
彼が色っぽい声を出しイッた。
私も同時にイッた。
中で彼のモノがピクピクしてる。
出してるのがわかる。
その刺激でまたイク。

「ダメーーー、またイクーーー」

「何もしてないぞ?」

「でもイクーーー」

面白がって彼が私の乳首をぎゅっと摘まんだ。

「ああーーーーーっ」

その刺激でまたイッた。
彼がイッても私はイキ続けた。

私の体は特異体質らしい。
相手がイッて終わっても、その刺激でずっとイキ続ける。
相手が抜いても余韻が体に残りそのまままたイク。
ずっとずっとイキ続ける。
長い時は5分以上。

けんちゃんが付き合ってる時に言った。

「お前の中はすごい。
 上がザラザラしてカズノコかもしれない。
 気持ちいいし、感じるスポットが入口と奥にある。
 よく締まるし。
 お前の体は男が離さなくなる体だよ」

ふーんとその時は思った。

「ね、私の体って変?」

彼に尋ねると笑われた。

「変と言えば変だけど、いい体してる。
 ふわふわした肌と感じる体。
 嫌らしいよ」

好きな人に抱かれると、気持ちが深く入る。
その時にはもう、彼のことを大好きになっていた。
大好きと言うよりも愛してた…
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