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ただ愛されたかっただけなのに
第35章 英くんとの日々
「ね、本当に動画見たいの?」

「見たいよ」

「引かない?」

「俺が頼んでいるのに引くわけないやん?」

「絶対に他に流さないって約束してくれる?」

「もちろん約束する。」


本当は彼に見て欲しかった。
嫌らしい私を。
彼の名前を叫びながらイクところを見て欲しかった。

動画が重くて、いくつかにわけて送った。
彼の反応が気になった。

本当に引かないかな。
嫌いにならないだろうか。
どう思われるんだろう。

送らなきゃよかった…
そんな後悔が湧いてきた。

「届いたけど、今は見れへん。
 後で見る」

夜になって彼から連絡があった。

「見た、ありがと」

「……」

なんて言っていいのかわからなかった。

「どうした?」

「ん」

「どうした?」

「ん…あのね…」

「だから何?」

「引いてない?」

彼は笑った。

「引かないって言うてるやん。
 それよりあんなに名前連呼されたら、誰にも見せられへんな(笑)」

見せるとは思ってなかったけど、名前連呼したことが彼は驚いてた。
別に意図して名前を言ってたわけじゃないけど。

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