この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
恋を知った日
第1章 第一話
それから、何事もなく一ヶ月が過ぎた。

あたしがあんな態度をとったにもかかわらず、悠は以前と変わらない態度で、何事もなかったかのように、あたしに接してくれた。


高二の夏に向けて衣替え。

そして、今週から梅雨入り。


あたしは傘を忘れて、学校から駅まで猛ダッシュ。

その道の先に、運良く悠の影を見つけた。


「あ!悠〜!ごめん、傘入れて!」


悠が優しいことは分かってるから、あたしは返事も聞かずに悠の傘に飛びこんだ。


「愛梨!?って、ずぶ濡れじゃん!」

「ごめんね、傘忘れちゃって!」


あたしがそう言ったら、悠は呆れながらも笑って許してくれるって思ったのに。

悠はそっぽを向いて何も言ってくれない。


「悠?怒った...?ごめん、悠は優しいから、入れてくれると思って...!?」


あたしが言い終わらないうちに、悠は私の手首を、いきなり強く引っ張った。
/23ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ