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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢
男の怒張した牡で口内を犯され、尚も暁は夢中で口淫を続ける。
大紋の硬く昂ぶった牡を愛しげに舐め、上顎でその熱く張りのある先端を刺激する。
不意に、暁の髪が痛いほど引かれ、頭上から男の掠れた官能的な呻き声が響く。
「…もう…出すよ…君の口に…んっ…!」
程なくして、熱く大量の牡の淫液が勢いよく放たれ、暁はうっとりとしながらも無心に飲み下す。
「…零してはいけないよ…全部、飲むんだ…」
男は恍惚とした甘く掠れた声で命じる。
「…あ…っ…んん…はあ…っ…」
大紋は最後の一滴まで、この愛しい恋人の口内に注ぎたがるように、射精が終わってもいつまでも緩く腰を動かしながら、暁の温かく湿った口内から出ようとしなかった。
噎せそうになりながらも、暁は男の濃い牡液を一滴残らず飲み干す。

暁は大紋の精の味も匂いも何もかもが好きになっていた。
それは閨で…まるで子守唄のように毎夜、繰り返し語りかけられていたからなのだ。

…大紋は自分の白い牡液を指に含ませ、暁に舐めとらせる。
暁は大好きな母猫の乳を舐める仔猫のように必死で舌を伸ばす。
…この味を、この匂いを、覚えておきなさい。
…僕の精以外を口にしてはならないからね…。
もし、他の男の精を味わうような真似をしたら…
大紋は優しく笑いながら、暁の透き通るような耳朶に囁いた。
「…君を殺す…」
その声を聞いた途端、暁は倒錯の快美に打ち震え、若い花茎の花蜜を弾けさせた…。


うっとりと、いつまでも男の牡の幹をその紅い舌で舐め続ける暁を大紋は、愛しげに見つめる。
「…上手に飲めたね…暁…いい子だ…」
ようやく満足した大紋は、暁の柔らかな口内から、まだ充分張りのある雄蕊を引き出す。
透明な唾液が銀色の糸を引き、暁の白い肌を淫らに濡らした。
甘えるように男を見上げる暁を、掬い上げるように抱き締める。
「…次は君の番だ…。うんと気持ちよくさせてあげるからね…」
「…春馬さん…」
しがみついてくる暁に、優しいキスを与えながら、大紋は素早くセーターとスラックスを脱ぎ捨てる。

均整のとれた逞しく美しい男の裸体を目の当たりにして、暁は瞳を潤ませる。
馬術を始めとして、テニス、クリケット、水泳など様々なスポーツを間断なく続けている大紋の身体はいつ見ても引き締まり、美しい筋肉を湛えている。
なめし革のような男の肌に、暁はその可憐な唇を触れさせた。



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