パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 夜啼鳥の夢

…淫らな美しい僕の恋人…
大紋は暁の切なげに眉根を寄せる淫靡な貌を見ながら、ゆっくりと媚肉を分け入ってゆく。
狭い肉筒の襞にぶつかりながら、男の牡が抉るように突き進む。
「…ああ…お…お…きい…」
暁はあえかな溜息を吐く。
好色な貌をして淫らな言葉を呟くのに、根底にある無垢さは変わらない…。
その二面性に男は唆られる。
「…相変わらず、狭いね…数え切れないほど抱いているのに…でも…狭くて…よく締め付ける…すごく…いい…」
大紋も思わず、小さく呻いた。
「…いやらしい身体だ… もう僕に吸い付いて離れない…」
「…いや…言わないで…」
透明な涙が白磁のような頬に流れる。
優しく涙を拭う。
「…そんなに僕が欲しかった…？」
暁は、頬を上気させたまま子供のような目をして頷く。
乱れた前髪を優しく掻き上げ、額にキスする。
「…もう馴染んだかな…」
「…大丈夫…だから…して…」
潤んだ眼差しで見上げられ、大紋は暁のか細い腰を強く抱き寄せる。
「…動くよ…」
不意に暁の中の大紋の熱く硬い牡が、荒々しく抽送を始めた。
一突きごとに暁の媚肉の襞を抉り取るように突いてくる。
その余りにも大きく、猛々しい性器に暁の肉筒はみっちりと満たされ、激しい往復運動に香油が溶け出し、いやらしい水音を立て始める。
「…ああっ…！…奥…そんな…に…突かないで…は…ああっ…ん…」
男に激しく揺すぶられ、敏感な媚肉の奥底まで到達した牡に、余すところなく犯され、暁は懊悩する。
さっきまでまるで姫君を労わるように優しく加減していた男と思えぬほどの荒々しさだった。
今は暁を容赦なく蹂躙し、獲物を食い尽くすかのように犯している。
そして、そんな雄々しい男に組み敷かれ、凶器のような長大な雄蕊で花筒を突かれる内に、腰の奥から湧き上がる例えようもない甘美な快感が暁に押し寄せる。
「…ああ…んっ…い…い…」
掠れた甘い声が暁から上がり始める。
感度の良い暁は大紋の硬い牡に突かれ、襞を擦り付けられるだけで切ない声を上げ始めるのだ。
「…いいの？…」
暁の腰を掴み、砕けそうになるまで突き上げる。
香油と二人の体液が混ざり合い、花環の入り口は白く泡立ち、間断なく淫靡な音が響く。
「…いい…すごく…気持ちよすぎて…もう…おかしくなりそう…」
譫言のような甘い声を大紋はくちづけで絡め取る。
「…狂え…僕の腕の中で…」