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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢
その言葉を聞くと絢子ははっと息を呑み、俯いた。
ぽたぽたととめどない涙が絢子の白い手の上に溢れ落ちる。
やがて絢子は黙ってドアを開けると車外に出て、小走りで屋敷の玄関へと走り去って行った。

…報われない愛の痛みなら、いくらでも経験がある。
それをあの可愛らしく純粋な乙女に味わわせたのかと思うと、自己嫌悪の情も湧く。
大紋は絢子に対して憐憫めいた切ない感情が芽生え…しかしそれを押し殺して、車のエンジンを掛けた。
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