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暁の星と月
第4章 夜啼鳥の夢

「…暁…」
物思いに耽っていると、背中から優しく抱き締められた。
振り返ると、うなじに熱くキスされる。
「…したい…」
暁ははっと身を竦める。
「…だめ…です…家では…むり…です…」
深夜にいきなり大紋が来訪しただけでも不自然なのに、ずっと暁の部屋に篭っていたら明らかに怪しまれてしまう。
使用人がまだ起きて、見回りなどしている時間だ。
万が一、声や気配を気取られたら…一巻の終わりだ。
「でもしたい…したくてたまらない…」
タイを取られシャツのボタンを外される。
そのまま滑らかな白い肌を弄られ、小さく慎ましやかな乳暈を摘まれ、円を描くように愛撫される。
じわじわと甘美な快感が身体の奥底から湧き上がる。
「…だめ…春馬さん…だめです…」
「君が欲しい…お願いだ…」
ジャケットを脱がされベルトを取られ、スラックスも下着ごと脱がされる。
シャツ一枚の露わな身体にされ、唇を奪われる。
「…んんっ…あっ…ん…だめ…」
「…怪しまれないようにする…だから…今すぐに愛し合いたい…」
「…だ…め…っ…ん…!」
大紋は暁の手を引き、部屋の奥の窓に押し付ける。
「…手をついて…」
低い声で命じられ、必死に首を振る。
「…いや…です…」
「お願いだ…暁…」
男に手を持たれ、無理やり冷たい硝子窓に手をつかされる。
淫らな体位を取らされ、暁の背中がぞくりと粟立つ。
「…ああ…だめ…」
首を振り続ける暁の細腰を持つ。
「…もっと、腰を突き出して…」
「…いや…あ…だめ…」
だめだと解っているのに…身体は素直に淫らなポーズをしてしまう。
「…いい子だ…ちょっと待って…」
暁の背中にキスを落としたかと思うと、大紋の気配が消える。
朦朧とする頭で息を整えていると、男が小瓶を手に戻って来た。
「暁のボディクリームだ。…借りるよ…」
サイドテーブルにあったボディクリームを見つけたらしい。
暁はこれから始まるであろう淫らな行為を想像し、いやいやをしながら眼を閉じた。
大紋の大きな手ががっしりと暁の柳腰を掴む。
「…少し我慢して…」
小瓶を開ける音がする。
暁の肉付きの薄い滑らかな双丘を、男が愛しげに撫で回したかと思うと、クリームに塗れた長い指が慎ましやかに閉じている花環に侵入を始めた。
「…ああっ…!…んんっ…や…あ…っ…」
「久しぶりだから…狭いな…」
男の欲情を秘めた低い声が聞こえる。
物思いに耽っていると、背中から優しく抱き締められた。
振り返ると、うなじに熱くキスされる。
「…したい…」
暁ははっと身を竦める。
「…だめ…です…家では…むり…です…」
深夜にいきなり大紋が来訪しただけでも不自然なのに、ずっと暁の部屋に篭っていたら明らかに怪しまれてしまう。
使用人がまだ起きて、見回りなどしている時間だ。
万が一、声や気配を気取られたら…一巻の終わりだ。
「でもしたい…したくてたまらない…」
タイを取られシャツのボタンを外される。
そのまま滑らかな白い肌を弄られ、小さく慎ましやかな乳暈を摘まれ、円を描くように愛撫される。
じわじわと甘美な快感が身体の奥底から湧き上がる。
「…だめ…春馬さん…だめです…」
「君が欲しい…お願いだ…」
ジャケットを脱がされベルトを取られ、スラックスも下着ごと脱がされる。
シャツ一枚の露わな身体にされ、唇を奪われる。
「…んんっ…あっ…ん…だめ…」
「…怪しまれないようにする…だから…今すぐに愛し合いたい…」
「…だ…め…っ…ん…!」
大紋は暁の手を引き、部屋の奥の窓に押し付ける。
「…手をついて…」
低い声で命じられ、必死に首を振る。
「…いや…です…」
「お願いだ…暁…」
男に手を持たれ、無理やり冷たい硝子窓に手をつかされる。
淫らな体位を取らされ、暁の背中がぞくりと粟立つ。
「…ああ…だめ…」
首を振り続ける暁の細腰を持つ。
「…もっと、腰を突き出して…」
「…いや…あ…だめ…」
だめだと解っているのに…身体は素直に淫らなポーズをしてしまう。
「…いい子だ…ちょっと待って…」
暁の背中にキスを落としたかと思うと、大紋の気配が消える。
朦朧とする頭で息を整えていると、男が小瓶を手に戻って来た。
「暁のボディクリームだ。…借りるよ…」
サイドテーブルにあったボディクリームを見つけたらしい。
暁はこれから始まるであろう淫らな行為を想像し、いやいやをしながら眼を閉じた。
大紋の大きな手ががっしりと暁の柳腰を掴む。
「…少し我慢して…」
小瓶を開ける音がする。
暁の肉付きの薄い滑らかな双丘を、男が愛しげに撫で回したかと思うと、クリームに塗れた長い指が慎ましやかに閉じている花環に侵入を始めた。
「…ああっ…!…んんっ…や…あ…っ…」
「久しぶりだから…狭いな…」
男の欲情を秘めた低い声が聞こえる。

