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暁の星と月
第7章 愛と哀しみの円舞曲
大紋が熱く怒張しきった牡を、ひくひくと蠢く暁の花環に押し当てる。
「…あ…」
熱く硬い牡の切っ先が淫肉の入り口に押し当てられただけで、暁の身体は熱くなる。
…この長大な凶器のような男根を受け入れるのだという緊張と高揚…そして淫らな期待…
「…入れるよ…暁…」
暁に怪我をさせないようにゆっくりと花環を押し広げるように、慎重に腰を使いながら雄蕊を埋め始める。
「…んんっ…はあ…ああ…ん…」
暁の甘く鼻にかかったような掠れた喘ぎ声が上がり始める。
「…はい…って…くる…すご…い…おおき…も…むり…」
譫言のように淫らな言葉を呟いてしまう。
「…まだだ…まだ我慢しろ…」
容赦なく腰を進める男はそれでも、優しくくちづけすることを忘れない。
「…んんっ…や…ああ…んっ…も…う…しないで…」
「なぜ?」
うっすらと汗ばんだ綺麗な髪をかきあげてやる。
「…春馬さんの…もう…いいところに…当たってる…」
「どうした?…今日はやけに感じやすいね…」
無意識なのだろうが、快感を得た暁が肉筒の収縮を始め、大紋の牡をじわじわと締め付ける。
大紋も眉を顰めてその快楽をやり過ごす。
「…わからな…い…もう…身体があつくて…」
…こんなにも香油の効果があるとは思わなかった。
大紋は内心驚く。
しかし、暁は濡れた眼差しで大紋を見上げると秘密を告白するように囁いた。
「…これから毎週春馬さんに逢えると思ったら、嬉しくて…」

大紋の理性は吹き飛ぶ。
「全く…君は僕を誑かす天才だな。これが無意識なら大したものだよ」
「…え…?」
大紋は暁の滑らかな膝裏を掴み引き寄せる。
「もう加減はしないよ。君が悪い」
そう言うやいなや、激しく逞しい腰を遣い始めた。
「…ああっ…!…んんっ…つよ…い…!」
「…暁…!愛しているよ…」
「んんっ…はあ…んっ…はるまさ…ん…」
寝室に淫らな水音と身体を打ち付ける音が間断なく続く。
「…ああ…いい…っ…そこ…きもち…いい…」
「…暁…よく締まる…本当に名器だな…」
色事に長けた男ですら、息を荒げるほどの快感を暁の淫肉は与えるのだ。
「…うれしい…もっときもちよくなって…」
閨の中の暁はひたすら従順だ。
快楽を素直に表現するように命じられているからだ。
「…暁…君は可愛いな…」
大紋はその甘く淫らなからだに溺れ、二人で快楽の沼へと手を取り合いながら堕ちていった。




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