パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第3章 暁の天の河

「…ああ…っ…」
大紋の長く美しい指が、暁のほっそりとした花茎を握り締める。
暁に甘く濃密なくちづけを与えながら、花茎に対しゆるゆると抽送を繰り返していたが唇を離すと、暁のほっそりと長く白い脚を押し開いた。
そして、身体をずらして暁の下腹部に顔を埋めると、朱に染まり始めた幼気な花茎をそっと、口に含んだ。

「…や…っ…！だめ…っ！…春馬さ…ん…！」
暁は激しく狼狽した。
大紋の顔を自分の性器から遠ざけようと、髪に触れる。
「…だめ…そんなこと…しないで…！」
涙ぐむ暁の花茎を、大紋は愛おしげに口淫を始める。
「…ああ…んっ…だ…め…おねが…い…そんな…きたな…い…」
気高く美しい紳士の大紋に、己れの性器を口淫されるなど、あり得ないことだったのだ。
…春馬さんが汚れてしまう…！
混乱して泣きじゃくり始めた暁に、一度性器を口から解放してやる。
「…君は汚くなんかない。…暁は何処もかしこも綺麗で可愛いよ…ここも…綺麗だ…」
そうして、再び暁の花茎は大紋の熱い口内へと飲み込まれていった。
大紋の巧みな舌技に暁の幼い性器は直ぐに昂まる。
もはや、大紋の髪を弄りながらその快楽の波に翻弄されるしかやり過ごす術がない。
「…ああ…んっ…や…ああ…」
「…暁の蜜がすごく溢れてきた…」
大紋の熱い吐息が性器に当たり、暁は身体を震わせる。
「…昨日あんなに絞りとったのに…もうこんなに溜めたの…？こんなに綺麗な顔をして…なんていやらしい身体なんだ…」
淫らな口調で攻められると、暁の身体はぐずぐずに溶けてしまいそうになる。
「…や……やめ…て…」
「…いつも、どうやって処理していたの…？自分で慰めた…？」
…優しいくせに大紋は時々とても意地悪だ。
巧みな舌で暁を嬲りながら、言葉でも執拗に攻めたてる。
「…しな…い…そんなこと…」
「…嘘だ。…17歳の健康な男の子なら、自慰くらいするだろう？…正直にいいなさい」
健気に花の涙を流す花茎をきつく握り締める。
快楽の源をせき止められて、暁は喘ぎながら答える。
「…し、しました…」
「…どうやって…？」
大紋の瞳に暗い悦楽が宿る。
「…手…手で…」
消え入りそうな声で答える。
「…誰を思い浮かべてしたの…？」
暁の快楽にぼんやりした瞳が宙を彷徨う。
「…誰…」
「…礼也…？」
…暗く低い声が響く。
暁の潤んだ瞳が、驚愕に見開かれた。