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愛してるから罪と呼ばない
第2章 そのマカロンはまるで宝石
「はぁ、はぁ、……」
「つばきさん、んん……」
「ん!!っ、ふぅ」
当たり前の仕草でキスをして、当たり前の仕草で触れる。
私達はおりふし他愛のない言葉を交わしていた。
つばきさんの蜜壺は、私の指を吸いつくように受け入れた。甘く柔らかな潤みが私に絡みつく。私は呑まれた指を動かしながら、つばきさんの肌を味わう。敏感な部分を刺戟する。快楽を刻めば刻むほど、私達は繋がれる気がして。
「気持ち、良いですか?、つばきさん……」
「良いっ……あっもぉ……!あっ、あん!やぁぁっっ……」
「どこが、気持ち良いですか?」
「ぁっ星音ちゃ……分かってて言ってるぅ……ひっっ…………」
「分かりません。言ってくれなくちゃ、私こういう経験ないし、どこ触れば良いのか分かんないです」
くにくに…………
本当は分かっている。
これだけつばきさんをひしと感じて触れていれば、彼女の泉門は自然と私の愛撫を導く。極めつけは私の囁き。
それでも足りない。私の声がその劣情を呼ぶように、私の全てがつばきさんに不可欠な部分に変わらなければ不安になる。
「耳元、声、吹っかけないでぇ……イッちゃう……!」
「いつもしてるんでしょ。私がいない時でも、ちゃんと脳内再生して下さいね」
「あっ、そこ……ああっっ」
「どっちですか?」
「どっ、ちも……!」
乳首も。お腹も。クリトリスも。中も。どこも気持ち良いのぉ。…………
熱に浮かされたようにして、私は潤みを攪拌していた。つばきさんに沈めた指を上下させて、こすって、引き抜いては突き上げてを繰り返す。
柔軟な肉襞の道は二本目の指を受け入れた。私達が何十回目かのキスを重ねる頃、私の指は三本、つばきさんの蜜を吸っていた。本当にこの蜜が皮膚に染み込んででもいれば良いのに。