この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
愛してるから罪と呼ばない
第2章 そのマカロンはまるで宝石


 愛撫が滑り降りて腰に迫る。私のすみずみがいかがわしい刺戟を受けて、思わせぶりな指の着地点がもどかしく疼く。


 くちゅ……ちゅぱぁ…………


 夢にまで見たつばきさんの唇が、私の肉叢を物色している。私はどんな味がするのか。無味か、仄かな塩味か。或いは唾液に溺れた乳首は、私自身では自覚出来ない感動を、呼び水のあるじに送るのか。


「星音ちゃん」

「…………。つばきさん」

「──……」

「ふふっ、やっぱり、綺麗」

「こーら。またそういうこと言う」

「いつまでも、見つめていたいほど……綺麗です」

 つばきさんと私の視線はじゃれ合っていた。そして私は、昨晩のようにつばきさんの唇に焦がれる。

 その指に、スイーツよろしく扱われたい。その唇に食まれて、食みたい。


「つばきさんには、心に決めている人が」

「だから、デコレーションだけにしろと?」

「…………」


 私は頷く。諦めることには慣れている。まして配偶者を持つ女性など、誰の目から見ても手を伸ばしてはいけない。


「キスして良い?」

「…………」

 私は頷く。つばきさんの指先は、私の脚の付け根を彷徨っている。さしずめ猫じゃらしを倣って動作する指先は、おりふし、割れ目の陰毛にちょっかいを出す。
/135ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ