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素肌のままで
第5章 ま
自分自身に苦笑いをして、抱かれた腰に置かれた手に
導かれるままに三浦さんのマンションの中に入って行った。
無言の空気は、部屋のドアが閉まったとたんにぷっつりと切れ
「真実ちゃん」
優しい呼び方とは裏腹に私をとらえて離さない。
「真実」
その呼び方は愛しさが身体中に伝わってドキドキする。
こんな風に、甘く―――
甘く名前を呼ばれたことなんか、ない。
その感情に気が付いて、マズイと思う暇もなく
キスの嵐を唇に降らせた。
「なんも考えんな」
私の気持ちを見透かしてるのか、このオトコは・・・・
舌を強引に私の口内に押し込んで舌と舌を絡ませて
優しい指先が首筋を愛撫する。
閉じることのできない私の唇からは
だらしなく唾液が透明の糸を引き
その唾液さえ、三浦さんはなめとった。
首筋を愛撫していた手を放し
そのあとを唇が追う。
耳たぶの下から、鎖骨まで舌を這わしながら手が服の中に入ってきた。
導かれるままに三浦さんのマンションの中に入って行った。
無言の空気は、部屋のドアが閉まったとたんにぷっつりと切れ
「真実ちゃん」
優しい呼び方とは裏腹に私をとらえて離さない。
「真実」
その呼び方は愛しさが身体中に伝わってドキドキする。
こんな風に、甘く―――
甘く名前を呼ばれたことなんか、ない。
その感情に気が付いて、マズイと思う暇もなく
キスの嵐を唇に降らせた。
「なんも考えんな」
私の気持ちを見透かしてるのか、このオトコは・・・・
舌を強引に私の口内に押し込んで舌と舌を絡ませて
優しい指先が首筋を愛撫する。
閉じることのできない私の唇からは
だらしなく唾液が透明の糸を引き
その唾液さえ、三浦さんはなめとった。
首筋を愛撫していた手を放し
そのあとを唇が追う。
耳たぶの下から、鎖骨まで舌を這わしながら手が服の中に入ってきた。