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素肌のままで
第2章 は
5時5分にそのオトコはやってきた。
「真実ちゃん、帰ろか?」
部のドアに寄り掛かり、しれっと部内に聞こえる程度の声で言った。
「三浦さん・・・」
私は怒りを鎮めようと目をつぶって1から10までゆっくりと数える。
ここで怒っちゃいけない。
皆が聞いてる。
「課長、今日は西田さん初日ですし。
もう上がっても良いですよね?」
ぶ、部の人間じゃないのに。
そんな事を大きな声で課長に言わないでほしい。
「西田さん、三浦君の知り合い?」
「そうです。本社でちょっと。今日は神戸の夜を案内しよと思いまして」
その、ちょっとって何?ちょっとって!誤解されるからやめて!
三浦さんの発言に、社員さんたちも、わ!っとなった。
「私も一緒に行きたいです!」
「私も!」
そんな声が飛んできて
「ごめん。今日は西田さん疲れてるやろぅから2人で。
本社の人間の近況も知りたいし。本社の話しになったら自分らつまらんやろ?
また今度みんなで一緒に行こ」
悪魔的にカッコいい笑いでそんなことを言えば
それでも、行きたいなんて我がままを言える女の子は皆無で
私はあっという間に三浦さんと2人でご飯を食べに行くことになった。
1ヶ月・・・
1日も無駄に出来ないのにぃ!
「真実ちゃん、帰ろか?」
部のドアに寄り掛かり、しれっと部内に聞こえる程度の声で言った。
「三浦さん・・・」
私は怒りを鎮めようと目をつぶって1から10までゆっくりと数える。
ここで怒っちゃいけない。
皆が聞いてる。
「課長、今日は西田さん初日ですし。
もう上がっても良いですよね?」
ぶ、部の人間じゃないのに。
そんな事を大きな声で課長に言わないでほしい。
「西田さん、三浦君の知り合い?」
「そうです。本社でちょっと。今日は神戸の夜を案内しよと思いまして」
その、ちょっとって何?ちょっとって!誤解されるからやめて!
三浦さんの発言に、社員さんたちも、わ!っとなった。
「私も一緒に行きたいです!」
「私も!」
そんな声が飛んできて
「ごめん。今日は西田さん疲れてるやろぅから2人で。
本社の人間の近況も知りたいし。本社の話しになったら自分らつまらんやろ?
また今度みんなで一緒に行こ」
悪魔的にカッコいい笑いでそんなことを言えば
それでも、行きたいなんて我がままを言える女の子は皆無で
私はあっという間に三浦さんと2人でご飯を食べに行くことになった。
1ヶ月・・・
1日も無駄に出来ないのにぃ!