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アスタリスクの恋
第2章 秘め事はキスから…
「紹介します。三上家のご子息、三上亨君です。」
そう、その相手はさっき挨拶を交わしたばかりの亨その人だった。
降って沸いた突然の婚約話。
その相手はほぼ初対面の相手。
どこの誰とも解らない相手…
「聞いてないよ!こんな話!」
「だって話したら里緒は絶対に出席しないだろう?」
「当然よ!」
マイクのスイッチを切られた状態で親子の口論は続く。しかし、そんな中で穏やかな表情の亨は壇上に上がってくる。
「さぁ挨拶を…」
そう頭首に促された亨は会釈をして、マイクに向かった。
「えぇと。先ほどご紹介いただきました、三上亨でございます。僕自身里緒さんとは本日出逢ったばかりでございます。しかし、予てより伺っていた話から、光栄な話であると思います。まだまだな未熟者ではございますが、以後お見知り置きいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。」
そう、その相手はさっき挨拶を交わしたばかりの亨その人だった。
降って沸いた突然の婚約話。
その相手はほぼ初対面の相手。
どこの誰とも解らない相手…
「聞いてないよ!こんな話!」
「だって話したら里緒は絶対に出席しないだろう?」
「当然よ!」
マイクのスイッチを切られた状態で親子の口論は続く。しかし、そんな中で穏やかな表情の亨は壇上に上がってくる。
「さぁ挨拶を…」
そう頭首に促された亨は会釈をして、マイクに向かった。
「えぇと。先ほどご紹介いただきました、三上亨でございます。僕自身里緒さんとは本日出逢ったばかりでございます。しかし、予てより伺っていた話から、光栄な話であると思います。まだまだな未熟者ではございますが、以後お見知り置きいただきますようどうぞよろしくお願いいたします。」