この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
アスタリスクの恋
第3章 甘えたな、月夜
「私たちの関係を悟られぬ為です。誰にも知られてはならぬ関係ですよ?」
「そんな…だからって…」
「聞いて下さい。しっかりと演じなくては私はきっと姫の傍から離れざるを得なくなる。」
「だからって…好きでもない人とデートしたり…しなくちゃダメなの?」
「大丈夫。姫ならできます。」
「…嫌…よ」
「そんな事仰らないで下さい」
「だって…もし…もし星夜以外とキスする事になるかもしれないんだよ?」
「そうしたらその夜にその感覚等消し去ります故。」
焦りに満ちた顔の里緒と対照的に星夜はにっこりと穏やかな顔を見せていた。
「犬に噛まれたとでも思って下さい」
「私のこと噛む犬は星夜1人でいいのに。」
「解ってるよ…」
「そんな…だからって…」
「聞いて下さい。しっかりと演じなくては私はきっと姫の傍から離れざるを得なくなる。」
「だからって…好きでもない人とデートしたり…しなくちゃダメなの?」
「大丈夫。姫ならできます。」
「…嫌…よ」
「そんな事仰らないで下さい」
「だって…もし…もし星夜以外とキスする事になるかもしれないんだよ?」
「そうしたらその夜にその感覚等消し去ります故。」
焦りに満ちた顔の里緒と対照的に星夜はにっこりと穏やかな顔を見せていた。
「犬に噛まれたとでも思って下さい」
「私のこと噛む犬は星夜1人でいいのに。」
「解ってるよ…」