パソコンから！ケータイから！スマホから！無料でどこでも気軽に楽しめる官能小説サイト

第4章 初・体・験

そう言われながらも着いた場所は、里緒も来た事があった場所だった。

「ここなんです。カルボナーラが僕はお勧めなんですけれどね。」
「そうなんですね。」

そう言いながらも入っていく。そこは星夜と来た場所だった。そのときの思い出も鮮明すぎるほどに覚えていた里緒はクスリと小さく笑った。

「どうかされましたか？」
「いえ、何でもないです」

そう答えながらも席に通されて注文をする。

「じゃぁ、僕カルボナーラ。里緒さんは？」
「私も同じ物で…」
「じゃぁカルボナーラ２つ」

そう言い淡々と注文を済ませた亨と里緒。そのときにまた里緒の目には亨の姿を移しながらも星夜を思い出していた。

『まぁ、ここのも悪くないが…私の作った方が美味しいですがね。卵に火が通りすぎるところがある。』