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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
そんなうんちくや、自信に溢れた言葉さえも愛おしく感じていた。

「…ーー…ッですよね。」
「ん。そうね」
「じゃぁ、この後行きましょうか!」
「え?」

良く話を聞かずに迂闊に答えをするな。その星夜の教えが痛いほど良く解った瞬間だったものの、亨は笑ってもう一度繰り返した。

「だから水族館ですよ。それより、どこかに買い物のが良いですかね。」
「えと、でも、私そんなに持ち合わせなくて…」
「心配しないで良いですよ。」

そう他愛もない話をしながらも時間を過ごした2人。何も知らない人たちからしてみれば、付き合い始めの初々しい2人に映るのだろう。
パスタも食べ終わり、2人は近くのショッピングモールへと向かった。
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