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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
きょとんとした目で見つめる里緒。そんな相手に星夜は続けた。
「ネックレスであったり、マフラー、または男性に対してであればネクタイも同様でございます。【首ったけ】、【あなたの虜】等という意味合いがあります。」
「そうなんだ…」
「知らなかったのですか?」
「知らないわよ。」
「では、ハンカチや靴、靴下を送り意味もご存じではない?」
「…知らないけど」
「でしたら…いっそのこと三上様にお送りいただいたら宜しいかと。」
「どんな意味があるの?」
「ハンカチは漢字で手布と書くことから【てぎれ】、つまり縁が切れるという意味を、靴や靴下は履き物であり、はいてどこかへ必ず出かけますよね。」
「そう…ね」
「故に、【私の前から居なくなってほしい】との意味合いがございます。」
「ネックレスであったり、マフラー、または男性に対してであればネクタイも同様でございます。【首ったけ】、【あなたの虜】等という意味合いがあります。」
「そうなんだ…」
「知らなかったのですか?」
「知らないわよ。」
「では、ハンカチや靴、靴下を送り意味もご存じではない?」
「…知らないけど」
「でしたら…いっそのこと三上様にお送りいただいたら宜しいかと。」
「どんな意味があるの?」
「ハンカチは漢字で手布と書くことから【てぎれ】、つまり縁が切れるという意味を、靴や靴下は履き物であり、はいてどこかへ必ず出かけますよね。」
「そう…ね」
「故に、【私の前から居なくなってほしい】との意味合いがございます。」