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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
「相変わらず…物知りね」
「いえ、贈り物をする上で基本中の基本であります故、このくらいは執事たるもの知り得ておくべき事柄でございます。」 

そう言いながらも星夜は抱き寄せるかの感覚まで身を寄せた。

「しかし、例外がございます。」
「例外?」
「えぇ。相手がそれを欲したときにはそのような意味合いにはならないかと。」
「そっか。」

そう答える里緒。そうこうしながらも片づけを済ませた星夜は、後ろからそっと腕を回した。

「まだ夕食には時間が早すぎますが…」
「星夜…」
「先に前菜でも…」
「…あのッ」

気付けばするりと滑り込む星夜の手…インナーの中へと入り込み、そっとブラの上から里緒の胸の膨らみをとらえた。

「星…ン」
「触れられていないとはいえ…吐き気がする」
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