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アスタリスクの恋
第4章 初・体・験
コンコン
突然鳴った部屋のノック音。焦り出す里緒を横目に星夜は落ち着いた様子でそっと体を離す。
「…チ…」
そのまま体を離した星夜はメガネをかけ直して扉に向かった。
「おまたせいたしました。では姫、私はこれで…」
「星夜様…構いません…私はすぐ…」
「いえ、離れついでに夕食の支度に入ります故…」
「…はい」
そうして何やら小包を抱えてやってきたメイドに里緒の部屋を空け渡した星夜はキッチンへと向かった。そうこうしながらも時刻は刻々と過ぎていく。夕食、入浴と済ませた後に星夜は自室に籠もっていた。
「…これを使う日が来るのは何時の事やら…俺としたら…」
そう思い耽る中、またしても戸をノックする音。やけに星夜の元への訪問が多い夜だった。
突然鳴った部屋のノック音。焦り出す里緒を横目に星夜は落ち着いた様子でそっと体を離す。
「…チ…」
そのまま体を離した星夜はメガネをかけ直して扉に向かった。
「おまたせいたしました。では姫、私はこれで…」
「星夜様…構いません…私はすぐ…」
「いえ、離れついでに夕食の支度に入ります故…」
「…はい」
そうして何やら小包を抱えてやってきたメイドに里緒の部屋を空け渡した星夜はキッチンへと向かった。そうこうしながらも時刻は刻々と過ぎていく。夕食、入浴と済ませた後に星夜は自室に籠もっていた。
「…これを使う日が来るのは何時の事やら…俺としたら…」
そう思い耽る中、またしても戸をノックする音。やけに星夜の元への訪問が多い夜だった。