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華の王妃
第2章 離宮の妃
アトラスの乳房を包む手に力が籠る。
「あうっ・・」
「俺はそなたの成長を日々待ちわび嫁して来るのを待った。
なのにそなたはルーカスのコーラス王の手を取った。」
ルーカスは広大な領土を持つ。アルゴスよりも国土も軍備も上だ。
若くして王位に就いたコーラスは神の化身のごとく美しく凛々しい若者だった。
アトラスと同じく一目で王女に恋し王妃に望んだ。
血気盛んで気性も激しい反面、王女には優しく時折バイエルを訪問しては
情熱的な瞳で王女に愛を囁いた。
「この美しい肌身を晒し足を開いたのもあの女のような顔をした王だと
思うとはらわたが煮えくり返る。」
アトラスははだけた衣を引き裂くように降ろすと王女の足を大きく広げた。
「な、やめて・・」
十字帯で覆われたそこは出血が止まらない為に厚手の布が充てられていた。
アトラスはその上を指でなぞりあげると指の腹で強く押す。
「安心しろ。無体な真似はせぬ。俺の子を産んだそなたのここにどうして
無体な真似が出来ようか。ほんの少し回復したか調べるだけだ。」
アトラスは何かにとりつかれたように十字帯の結び目を解いた。
視界にはうっすらと血液のついた布が映り獣じみた臭いが立ち込める。
「い、い、いやです・・やっと回復したのです・・」
目に涙を溜めながらアトラスから逃れようと暴れるリンダリアの腕を押さえ
ほっそりとしたむき出しの足首を掴む。
アトラスは自分の衣装の下履きを乱暴に取り去ると猛り狂った男根を
リンダリアの秘部に押し当てると一息に奥まで突き立てた。