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華の王妃
第3章 恋する人
「早く回復させよとは勝手な言い分ですねぇ。まぁあの方はいつも、そうですが。」
ユリウスは苦し気に眉を寄せる王女を見て小さく息を吐いた。
そして手早く手にしていた物を寝台の隅に置くとそこから清潔な布を出し
丁寧に下腹を拭う。
痛みがあるのだろう。王女のうめき声が漏れた。
ユリウスは王女の足を大きく開かせ膝を立てると足の間に入り込み王女の秘部を
覗き込んだ。
「ずいぶん沢山注がれたようだ。これでは回復せぬうちから懐妊してしまい
ますよ。」
薄紅色をした花びらのようなそこは手荒く蹂躙されたのだろう、小さな裂傷が
出来ている。ユリウスはそこに指を入れ手早い動作で中のものを掻き出した。
「どうやら血のおかげで中は思ったより大丈夫なようですね。王の子種と合わさり
潤滑油代わりになったようだ。でも痛いことにはかわりはない。姫君の
ここは人より狭いですからね。」
ユリウスの指の動きとともに王女の秘部からは血の混じった王の子種が零れ出し
王女の苦痛の声が漏れ出る。
「可哀そうに。意識を痛みから反らしてあげましょう。」
ユリウスは覆われた小さな突起の皮を捲りむき出しになったそこを弄ってやる
王女の眉がぴくりとし、苦痛ではない声を漏らし始めるのを確認すると
もっと奥まで指を進ませた。