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華の王妃
第7章 王

先だっては王のつまらない嫉妬のせいで酷い目にあったのだ。
リンダリアが嫌がるのも無理はない。

まだ完全に回復しないリンダリアの中に無理やり押し入り
痛い目に合わせてしまったのだ。

本来ならどこまでも優しく労り大切にしなければならないと言うのに。
リンダリアの苦痛を取る優しい愛撫だけに留めておけば、こうまで
拒否されなかっただろうと思う。


深窓の姫君ほど身体の苦痛に弱いもの。
幼い頃より大切に真綿に包まれるように育った方には出産だけでも
大変なのに、ましてや王には無理やり匿われてきたと言う経緯のある。



「王ももうあのように無理なことはしますまい。」



不器用なのだ。
あの王は。



「誰よりも、姫君を愛しく思われているのですから。」


「・・・・・・・ 」


わかってやれとは言えないが。



「もう十分に受け入れることは出来る筈です。」


「・・・・・・ 」


「さぁ、女官が湯あみの用意をして待っておりますよ。」



心底嫌そうな顔をするリンダリアの頭を優しく撫でる。








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