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華の王妃
第7章 王

「っ・・あっ・・ 」


王の大きな手がリンダリアの乳房を力強く揉みし抱く。
乳を与えないまま母になり損ねたそれは王の手で再び女に戻された。


「もう滲み出ることもなくなったな。」


同時に指の腹で刺激された乳首はピンと起ちあがり紅く色づいて
王の目を楽しませる。


「まだ月のものは来ぬのか?っん 」


「はぁっ・・ぁ・・ 」


「あれは次の子をすぐに孕ませぬなと苦言を申してきたが。俺も賛成だ。
すぐに孕んではこうしてそなたを思う存分抱けぬ。」


両手で絞るようにされた乳房に王の唇がむしゃぶりつくように乳輪ごと
吸いたてる。


「ぁ・・ぁ・・っん・・  」


必至で声を漏らすまいと耐えるリンダリアの様子が可愛らしく王は執拗に
吸い続ける。


どんな高貴な女も王の女を知り尽くしたような手管には敵わず
だんだんと喜びの声を上げるようになっていくが。


同じ女でも愛した女が上げる声は別格で王のモノがいつにも増して熱く
高ぶっていく。


「そなたはまだ若い、すぐにでも俺の子を孕むはずだ。」


リンダリアをわが物としてからすぐに孕んだように。


「だが、そなたを危険な目に合わせてまで孕ませようとは思わぬ。」


王はリンダリアの体中に舌を這わせながら旅の日々を思い出した。




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