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サイレントエモーショナルサマー
第10章 強制エンカウント

「むり…!やだ!はいらない…!」
「散々咥えこんでたくせにほざいてんじゃねーよ。入るに決まってんだろ」
「いやだ…!ゴム…せめてゴム付けてよ…」
「は?バカじゃねえの。俺がそんなもん使ったこと一度だってあったか、よっと」
「うぁ…ッ…!」

引き裂かれるようにな痛みに身体がぶるぶると震えた。藤くんに勝るとも劣らない凶悪なモノがみしみしと奥へ奥へ突き進んでくる。

「あ…、う……う…ッ」
「ほら、入っただろ」
「いた、い…っ…うっ…」
「痛くされんのが好きだろーが」

頭を押さえつけられ、冷たい壁に頬ずりをさせられる。最奥まで突き刺すとそのままごりごりと中を抉るように擦りつけてくる。

「濡れてんぞ、エロ女」

まるで濡れ始めるのを待っていたみたいだった。ネクタイで縛りあげていた手首を掴んでいた手が結合部を撫で、クリトリスをぎゅっと抓んだ。びくんと身体が跳ね、膣が中に入ったモノを締め付ける。

ぐちょぐちょ、だか、ぬちゃぬちゃ、だかはよく分からない。とにかく粘着質な水音を響かせて彼は腰を振り続ける。

「声出せ。俺の名前呼べ。今、お前を犯してんのは誰だ」
「…っ………」
「裸で外に放り出されてえのか」
「うっ……あきら、晶…っ」

初めて会った時、水晶の晶であきらって読むんだ、と微笑んでいた顔が頭に浮かぶ。あの頃の優しい彼はどこへ行ったのだろう。

「あッ…!あァ…っ…あッ…」
「気持ちいいですって言えよ」
「きもち、いい…きもちい…っ…」
「もっと欲しいだろ」
「う、ん……もっと…もっと痛くして…っ…」

腰を打ち付けられる度に冷たい壁にぶつかる頬や肩が痛かった。だけど、晶のモノを挿し込まれた膣はだらだらと涎を垂らして、歓喜に泣く。

どうしようもない女だ。6年ぶりに会った男に再会して早々乱暴に犯されているというのに気持ち良くて仕方がない。
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