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第23章 vacanza

「んんっ…！」
「やべ…俺もう出るわ…っ…やっぱお前は最高だ…」

既に大きく開かせた足を更に開かせ、晶が容赦なく腰を打ち付けてくる。尻がベッドから浮くほど持ち上げられるとただでさえ奥に届いて苦しいモノが、もっと、もっとと奥を穿つ。

「んぁ…っ…あっ、あっ…あァ…ッ…！」

激しいピストンに口から隼人のモノを吐き出した。涙が滲む目に今まで以上に硬く屹立している隼人のモノが見える。

「やだ…っ…あき、…あきら…っ…もう…やだ…」
「嫌じゃねえだろ…ぐちゃぐちゃに濡らして喜んでるくせに…！」

がん、と奥深くに突き入れたかと思うとピストンを止め、ゆるゆると腰を動かす。中を限界まで押し広げている晶のモノが震えている。イったのか。もう、終わるのか。はぁっ、と息を吐くと、ぬぽっと嫌な音を立てて晶のモノが抜けていく。

「はい、次、俺ね」

速やかに私の下半身へと回った隼人がぽっかりと開いたままであろう膣口に手を添えた。いきなり2本の指を差し込んで、ぬちゅぬちゅと水音を響かせて弄りまわす。

「もうむり…っ…やだ…っ…きもちよくない…っ…」

懇願しても、薄らと笑った隼人は指を抜いてから相も変わらずド派手な色のゴムを装着したモノをずぶずぶと挿入してくる。

「デカいのの後ってやっぱ緩いね。でも、しーちゃんの顔見てるだけで俺イケそ」
「んんっ…あっ、あっ…んっ…」
「志保、こっち見ろ」
「んん…！」
「ちょっと、声聞こえねえっつったのあんただろ」

隼人に揺さぶられながら、晶に唇を塞がれた。晶は左手で私の乳首を抓り上げながら、右手は私の手を促してまだゴムを外した萎えないモノを握らせる。

「んー！んー！」

逃がそうとした舌はあっさりと晶の舌に絡め取られる。晶の手によって彼のモノをしごかされると、今度は隼人が忙しなく腰を動かしつつ、強くクリトリスを抓る。

「んん！」

酸素が足りない。頭がぼおっとする。嫌だ。気持ち悪い。藤くん、助けて。ごめん、こんな女でごめんなさい。ぎゅっと目を瞑ると大粒の涙が溢れだした。