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イケないキミに白い林檎を
第5章 狂乱
「よかったら飲みに行きませんか?……あ、でも彼氏がいるんですよね」
「私もこの前に別れたので……。あと来年にならないとお酒飲めません」
「そうなんですか。じゃあ、美味しいホルモン食べに行きません?せっかくなので奢りますよ」
「……ホルモン」
滅多に食べれないから食べたい。
タダならご馳走になっちゃおうかな……。
止めるような彼氏もいないし、男遊びをして怒られることもない。
それに出会いが欲しいんだし、いっぱい遊べばいいと心の中の悪魔が囁く。
美味しそうな食べ物につられてスーツの男について行くことにした。