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イケないキミに白い林檎を
第5章 狂乱

スーツの男の名前は、樹(イツキ)さん。
三十二歳のサラリーマンで実家暮らし。

彼女とは性格の不一致で別れたらしい。
食事をしながら話を聞いていると悪い人ではなくて安心した。


「今日はご馳走様でした!美味しかったです」

「風子ちゃんと一緒にご飯を食べれて楽しかったです」


「いやー、そんなことは……んっ――」


お店から出て地下歩道を歩いていた時、樹さんにいきなり唇を奪われた。


「実は僕、風子ちゃんに一目惚れしてたんですよね」


「えっ……」


「電車も止まってる事だし、ホテルに行きませんか?」



『――――自分を安売りしちゃダメだ』

ソラ先輩に言われたこと。

自分でもそれがダメなことだって分かってる。


だけど颯太と別れてからずっと抱かれていない体が疼いてしまう。

他の男とセックスをしたら、颯太のことを諦めることができるかもしれない。


……決めた。



「いいですよ。行きましょう」


私は抱かれる覚悟をした。


理性という天使は悪魔に支配される。

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