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イケないキミに白い林檎を
第7章 分陰
飲んでいる二人が話しているのを大人しく聞くだけの私。
「この前、女にブロックされた。ヤりたかったのにな」
「ガツガツし過ぎてキモかったんじゃねーの」
会話の内容は下ネタだらけで踏み込めない。
お酒が入った男同士ならそんなものかと、内心呆れながら聞いていた。
「あ、風子ちゃんは彼氏いるの?」
「いませんよ」
「じゃあ、こう言うことも最近してない感じ?」
明らかに酔ってしまっているリーダーに肩を引き寄せられた。
このくらいは樹さんにされていたけど……。
「……してないです」
「じゃあ欲求不満になってたりするかな。……おっぱい触ってもいい?」