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第7章 分陰

事を終えた後、三人で話しているとまたあの話題になった。

「やっぱりオレは加川と風子ちゃんお似合いだと思うんだよなー」


「私、加川先輩と付き合ってみたいです」

「それじゃ、付き合おうか」


私が言ったことに対して迷いなく返事をする加川先輩。


「まじか！おめでとう！彼女できて良かったなー」

「おまえが付き合えってうるさいからだろ」

冗談で言ったのにあっさりと成立した。


まあ、いいか。

嫌になったら別れればいい。


冗談だと言わず、この事実を受け入れた。

リーダーは加川先輩と仲良しで、早く彼女を作って幸せになって欲しかったようで自分のことのように喜んでくれた。


二人とも満足したようでこの日はこれ以上何もなく終わった。