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イケないキミに白い林檎を
第8章 仕置き

いつも、いつも流されてばかり。
差し出された男の手を拒否する勇気もない軽い女。
だから罰が当たったんだ。

そんなことを考えながらベッドで横になっていると、ソラ先輩は他の部屋に行って何かを持ってきた。


「……ほら。喉が渇いたんだろ」

「ちっ…、違い…ます。いらない……で…す…」

ミネラルウォーターのペットボトルを開けて口の前に出されたけど、それを断るように顔を背ける。

しかし否定することさえ許されず、強引に唇につけられた。


「いいから飲め」


「っ……。んぐっ……」

これ以上何をされるか分からない脅威を感じて仕方なく従って飲んだ。

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