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イケないキミに白い林檎を
第9章 元彼

「おれの作る曲は、ワハワハ動画で好評なんだぞ!再生数は百万を超えた」

その動画を見たことがないからどれ程すごいのか分からないけど、海田先輩が曲を作れる技術を持っていたことに感心する。


「ピアノ演奏で歌うことにしたって言ったよね?風子ちゃん、ピアノ弾いてみてよ」

「私が弾くの!?」

近くにあったピアノのキーボードのサンプル品の前まで大地くんに連れて行かれる。

高校では音楽の授業を選んでいなかったからピアノを見てもどこを押せば望んだ音が出せるのかまったく分からない。


「あの……。指をどこに置くかも分からないし、楽譜すら読めないんだけど……」

「えー!女の子だから弾けると思ってたのに!」

「弾けなくて悪かったね」


大地くんと言い合っていると、ソラ先輩が助けに入ってくれた。


「教えてあげようか?指はこうやって置くんだよ」


ソラ先輩に大きな手を重ねられて私の手は隠れた。

緊張して鍵盤を押せなくて音を奏でるまで何秒か時を刻んだ。

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