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イケないキミに白い林檎を
第11章 片想い

「……分かったよ」

「私も一緒に行きます」

ついて行こうとすると、ソラ先輩は私の方を見て静かに首を横に振った。


なんで……、嫌なんじゃないの……。

「ひとりで行かせとけ。風子はオレとお留守番だ」


颯太と二人っきりになったら、ソラ先輩を傷付けてしまうことになるかもしれないのに……。

これでは誘った意味がない。

行かないで……


「まっ……、待って」


立ち上がろうとした時にグイッと腕を引かれて颯太に止められる。
予感が的中して体がブルッと震えた。


――――パタンッ

「きゃっ……!」

ドアを閉めた音が聞こえた後、颯太に押し倒されて胸を愛撫される。

服を捲りあげられ、ブラジャーのホックを容易く外し、胸の突起を舌で舐められた。


「やぁっ……、はぁっ……、なっ…、何するの……」

「今しかセックスできねえだろ」


「……したくない」

「へえー。この前までは簡単に股開いてたのに、結局セフレにならねえんだ」

颯太とやり直したいとは思ってる。

でも……

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