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イケないキミに白い林檎を
第13章 秘密の行為
「最初から一人で使ってたから。乙羽さんの想像してる俺はどこまでも最低だな」
「まっ、前よりは大分マシになってきましたよ!」
「……それなら一緒に寝れるでしょ。ほら、早くおいで」
先に布団の上で横になり、隣に枕を置いてポンポンッと軽く叩き誘ってくる。
空けてくれたスペースに仕方なく体を倒し、ソラ先輩に背を向けた。
「分かりましたよ。寝ればいいんでしょ。寝れば」
「うん。疲れただろうからゆっくり休んで。……おやすみ」
「おやすみなさい……」
電気を消されて暗くなり、瞼を閉じる。
足が冷えて布団が温まるまで時間がかかるこの季節。
ひとりで寝る時よりもずっと温かった。
――――……
――――――…………
……もう寝たかな?
三十分くらい経った気がするけど、まだ目が冴えている。
しかもまだ微かに聞こえてくる二階からの喘ぎ声。
こうなれば、もう一回ひとりで自慰をして疲れて眠ろう。
気付かれないように先ほど刺激したアソコにそっと手を伸ばす。
再び触れるとまだ潤っており、指先を動かすと軽い快感を感じた。
気持ちいい……
「なにやってるの」