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イケないキミに白い林檎を
第13章 秘密の行為
体の力が一気に抜けて目が潤む。
口を抑えていた手も下ろし、ゆっくりと息をすると再び指を動かされる。
「もう一回イこうか」
「今は敏感だからっ……、だめッ…。すぐイッちゃ……ッ。…んんッ」
キスで口を塞がれ、秘芯を弄られるとすぐに絶頂を迎える。
「ふっ、乙羽さん可愛いすぎ」
「はあっ……、もう…だめ……」
「もっと気持ち良くなりたくないの?」
「なり…た…い……」
けれども、ソラ先輩を前にどんどん瞼が重くなっていく。
私の視界はとうとう暗闇に包まれた。
――……
――――…………
この温もりはとても懐かしい。
蕩けるような温かさと心地良さ。
前に同じものを感じた事がある……。
やってしまった……
目を開けたら朝になっていた。
つまり自分だけ気持ち良くなって、爆睡。
ソラ先輩は私の方を向いて静かに寝ている。
布団を肩上まで掛けて、私の体を冷えないようにしてくれていた。
眠った私を襲わずにまた我慢してくれたんだろうな。
“大切”か……
ふと、ソラ先輩のことが愛おしくなって綺麗な寝顔をした頬にそっとキスをする。
この気持ちが嘘でないのなら私は……